秋田市の南隣、奥羽山脈と出羽山々に囲まれ、雄物川と玉川の流れに広がる仙北平野に大仙市はあります。その中心である大曲は全国花火競技大会の開催地として知られています。　

国道13号線から県道50号線に入り暫く行くと「払田（ほった）柵跡」があります。平安時代初期の役所跡と言われています。

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広大な土地に緑が鮮やかです。予算がなくっていまだ遺跡の3％しか発掘調査ができておらず、その全容は謎に包まれたままです。
国道13号線から西に少し入ったところに「古四王神社」があります。飛騨の名工甚兵衛の作と言われている室町時代の建築物です。国指定重要文化財です。
県道11号線沿いに「水神社」があります。こんな片田舎の鄙びた神社に国宝が安置されています。「線刻千手観音等鏡像」です。11世紀頃の青銅製の鏡で千手観音が線刻されています。年に一度のお祭りのときに公開されますが、残念ながら一日違いでした。
村中を走っていると、リモコンのヘリコプターで農薬を散布している光景に出会いました。どこかのんびりした感じです。
自然も多いのですが、どこも遠いので今回はパスです。県道265号線沿いの「不動の滝」だけ訪ねました。遊歩道があり、吊り橋があり、この写真もその吊り橋からです。
秋田市に抜ける手前を国道13号線から西に入ると「唐松神社」があります。本宮が参道よりも低いところにあったのでびっくりしました。本宮が参道より低いところにあるのは出雲大社だけだと思っていたからです。
境内にある「天日宮（あまつひのみや）」は秋田物部氏が天地の神々を祀ったものと伝えられています。安産、子授けの神様として親しまれています。