愛知県の知多半島の南端にあり、漁業、農業などが盛んで、自然豊かなところです。　（10枚）

半田市で宿泊して、翌朝、南知多道路を南下して少し西に入り「恋の水神社」に到着です。この神社の清水「恋の水」は万病に効くと言われ、縁結びにご利益があると言われています。参拝用の紙コップに願いごとを書き、拝殿前の「恋の水」をコップに注ぎお参りすれば願いが叶うと言われています。私はその必要性がないので、お願いしませんでした。

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国道247号線を南下すると「野間大坊」に行き当たります。天武天皇の時代に役小角（えんのおづぬ）が建立、聖武天皇の時代に行基により中興されたと伝えられています。その後弘法大師が知多半島を訪れた際に一千座の護摩を炊き庶民の幸福を祈ったといわれています。
本堂は入母屋造、瓦葺き。1754年建立。本尊は阿弥陀三尊です。境内には源頼朝の父である源義朝の墓があります。この近くで部下に騙し討ちに遭うのです。また、国の重要文化財に指定された梵鐘もあります。
知多半島の西海岸を南下して行きます。「野間灯台（正式名称は野間埼灯台）」です。大正10年建立、高さ18mの愛知県最古の灯台で恋愛成就のジンクスでも知られています。
内陸部に入り「岩屋寺」です。、715年、元正天皇の勅願により、行基によって創建されたと伝えられています。国宝の宗版一切経が保存されているそうです。弘法大師諸国行脚のおり、奥の院にて百日間の護摩修行を行ったとされています。
丘陵地帯を走り「花ひろば」に至ります。1.5haの広大な土地に四季折々の花を咲かせて観光客を呼んでいます。
入場料600円で、一人10本まで摘み取ってもいいことになっています。私は摘み取っても持って帰る術がないのでパス、そうなると600円が高く感じられます。
四季桜も咲いてましたね。北海道の富良野や美瑛を目指しているのでしょうけど、時期的なものもあったかも知れませんが、花が少なすぎましたね。もう少し金を掛けなければ・・・
知多半島の南端、羽豆（はず）岬の近くにある「延命寺」です。大坂夏の陣の際、豊臣方の御座船「大坂丸」にあった祇園祭を描いた「洛中洛外図屏風」が保管されています。
知多半島の東海岸を北上し大井地区に「上陸大師像」が海中にあります。干潮の時には歩いて渡れるそうです。814年、弘法大師が三河から船で上陸したところで、大師の1150年遠忌に合わせて、ゆかりの地である大井聖崎の双子島に大師像が建立されました。