大間（おおま）は言わずと知れた、下北半島の北西端にあり、マグロの漁港で有名、津軽海峡沿いに南下する海岸は奇岩が多く、仏ヶ浦に続いています。　（12枚）

北日本大荒れの天気予報のもと、雨こそ降らなかったものの「大間崎」は台風並の暴風でした。マグロの町を象徴する一本釣りのモニュメントがあります。

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その横には「ここが本州最北端の地」の碑があります。対岸、函館までは12km、はっきりと見えます。
目の前には弁天島があり、「大間崎灯台」があります。「東海の小島の磯の白砂に われ泣きぬれて蟹とたわむる」石川啄木が弁天島のことを詠んだと言われています。
大間町中央に鎮座する「普賢院」です。古くから薬師如来、不動明王、普賢延命菩薩を安置しています。　　　　　　　　　夜はマグロ三昧だったことは言うまでもありません。
「海峡ライン」を一路南下し、「佐井港」に到着です。ここから仏ヶ浦の遊覧船が出ているのですが、折りしも海は大シケ、欠航でした。岸壁には全国の美術関係の大学生が夏休みに来て、壁画を描いてくれます。
さらに南下すると「がんかけ岩」があります。見ようによっては男女が抱き合っているような姿の大岩で、願を掛ける風習があります。
さらに南下、沖合いに大漁島（オヨ島）の灯台があります。この海域は特に潮の流れが速いところで、安全航行のために造られています。
さらに南下、「仏ヶ浦」を俯瞰できるところがあります。風雪厳しい津軽海峡の荒波が削り上げた自然の造形美です。2kmほど続いています。
岸壁上の駐車場に車を停めて、かなり急な坂道を降りて行きます。15分ぐらい下ると海岸に出て、お地蔵さんが岩の陰に祀られています。
その横には祠（地蔵堂）があります。
奇岩のひとつ、「屏風岩」です。すぐ脇にある地蔵堂を強い風から守るために隆起したとも言われています。
「如来の首」です。仏ヶ浦のほぼ中央で如来様が海を向き、浜に上がる人たちを優しい顔で迎えているようにも見えます。