青森県弘前市および西津軽郡に位置する標高1625mの火山で、円錐形の山容から津軽富士とも呼ばれています。津軽平野の何処からでも見ることができる独立峰で青森県の最高峰。
山頂部は、岩木山・鳥海山・厳鬼山（岩鬼山）の3つの峰で形成されています。　（10枚）

岩木山の麓、嶽（がく）温泉の“マタギの宿”に泊まり、早朝出かける時はこのような青空と紅葉、今日一日の楽しみを約束された感じです。

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県道3号線から津軽岩木スカイラインに入るとすぐに目の前に岩木山の姿を捉えることができます。
全長9.8km、69カーブ、このような紅葉を眺めながら岩木山8合目まで津軽岩木スカイラインを車で登ります。そこからはリフトで9合目まで登ります。
リフトを降りたところから眺める岩木山です。ええっ！？あの頂まで行くのって感じです。
中間点を越えると急坂です。半ばロッククライミングみたいです。下に見える小屋は1964年、高校生が遭難した後に非難小屋として作られたものです。詳しくは「空と山のあいだー岩木山遭難・大館鳳鳴高生の五日間」に記されています。
やっとの思いで岩木山頂上（1625m）に到着です。鐘を鳴らしましたよ、かなり大きく響くのでびっくりしました。近くには祠もありました。独立峰の360度のパノラマは素晴らしかったですね。
すぐ隣にある連峰のひとつ鳥海山にも登りました。そこから眺めた岩木山です。この下に大きな火口がありましたが、底までは見えませんでした。
下山してまた県道3号線を弘前方面に走ります。しばらく行くと「岩木山神社」に到着です。岩木山の南東麓に位置し、参道は岩木山に真っ直ぐに伸びています。780年の創建で、800年に坂上田村麻呂が再建したと伝えられています。遠くに岩木山が見えますかね？
県道3号線を離れ、弘前市の周辺道路「アップルロード」を走ると、辺りは見渡す限りリンゴ畑です。多分、一つぐらいもぎ取って食べてもわからないでしょうね。独立峰の岩木山はどこからでも見ることができます。
「林檎の森直売所」でリンゴのお土産を宅配してもらって、今夜の宿泊先、十和田湖を目指します。岩木山は綺麗な山でした。