秋田県の中東部に位置し、最大深度は423.4mで日本第一位の深さを誇ります。世界でも17番目の深さです。その深さゆえ冬でも凍結することはありません。
田沢湖の周辺には辰子伝説が残っています。　（10枚）

後生掛温泉から岩盤浴で有名な玉川温泉をチラ見して、田沢湖（日本一の水深）に至ります。反時計回りに一周です。「たつこ観音」です。

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田沢湖のほぼ真北に「御座石神社」があります。大きな石場があり、秋田藩主が座を設けたことからその名がつきました。
たつこ姫が永遠の美貌のために飲んだと言われる「潟頭の霊泉」なども境内にはあります。
「たつこ姫像」です。田沢湖の周りは「たつこ」だらけです。
神社から少し山に登るとたつこ姫が使用したと言う「鏡石」があります。
田沢湖の南西に最も有名な「たつこ像」（舟越保武作）があります。田沢湖の畔に辰子という美しい娘がいた。でも、いずれは年老い、美貌も衰えるだろうと危惧した辰子は神仏に祈願する。それが通じ、大蔵観音が永遠の水の在り処を教える。
その水を飲んだ辰子は急に龍に化身して湖の底へと沈んでいった。北方に八郎潟という湖があり、そこには龍に化身させられた八郎太郎が住んでいた。いつしか八郎太郎は辰子に思いを馳せ、一緒に住むようになった。そのため、八郎潟は小さくなり田沢湖は深くなっていったと。
「たつこ像」のすぐ近くには「漢槎宮（浮木神社）」があります。田沢湖に張り出すような配置のこの神社は、流れついた浮木を祭ったものといわれています。
南西側から北東側を眺めれば「秋田駒ケ岳（1637m）」が見えますが、生憎の天気で頂上までは見えませんでした。
ちょっと入り組んだ道を走っていくと「思い出の潟分校」に到着します。昭和49年に廃校となっていた木造の小学校校舎が修復され、「思い出の潟分校」として一般公開されました。校庭や校舎、教室の内部にいたるまですべて当時のままで残されており、懐かし雰囲気を感じます。