愛知県の南東部に位置し、渥美半島の付け根の部分にある東三河地方の中心的都市です。江戸時代は吉田と呼ばれていましたが、明治2年の版籍奉還に伴い、豊橋に改称しました。

豊橋市の北の端、「賀茂しょうぶ園」では「花しょうぶまつり」が行われていました。入場無料です。

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国道1号線から北へ少しずれた道・旧東海道を行くと「二川宿本陣資料館」があります。付近には二川宿に関連した史跡が数多く残っていますが、いずれ「東海道53次」を歩く時のために置いておきましょう。
東海道を京都に向けて行くと、小高い丘の上に「岩屋観音」があります。「観音堂」は730年に行基が建立しました。
山上には聖観音立像が1765年に建立され、現在の像は昭和25年に再建されたものです。少し道も悪く、疲れ気味でもあったのでパスしました。
「牛川の渡し」です。豊川を渡す現役の渡し舟です。料金は無料、道路感覚です。船頭さんは市からの委託を受けて運行していますが、ボランティアに毛が生えた程度の報酬で、休みなく働いています。そのおかげで対岸に渡れるのです。いつまでも続けて欲しいと思いました。
吉田城址は今は「豊橋公園」になっています。駐車場に車を停めて散策します。
城址のすぐ外に「豊橋ハリストス正教会」があります。大正2年に建てられたロシア正教の教会です。ビザンチン様式の白亜の聖堂は国の重要文化財に指定されています。
1505年、牧野古白が築城し、戦国の争乱の中、今川、武田、徳川らの戦国武将により激しい争奪戦が繰り広げられました。それほど重要な土地だったのです。写真は昭和29年に復元された「鉄櫓」です。